一人暮らし

契約と契約書

契約のときに必要なもの

不動産会社から契約に必要なものは、たいてい指示されます。本人の印鑑(実印でなくても可)、住民票、収入を証明する源泉徴収票または給与明細などです。もちろん敷金・礼金なども用意しなくてはなりません。ただし、高額なので、契約直前に口座から引き出すほうが安全です。
忘れてはいけないのは保証人の印鑑と印鑑証明書です。契約に立ち会ってもらえるなら良いですが、そうでないなら前もって契約書類に署名・押印をお願いしておきましょう。こうした契約関係の書類はとても重要です。大切に保管しておきましょう。

 

契約書のチェックポイント

不動産会社は物件を仲介しているだけで、実際の契約は、賃借人と賃貸人の間でかわすことになります。契約前には、契約に関しての重要事項説明が、仲介業者の宅地建物取引主任者から行われ、契約書を一読する時間が与えられます。

 

【賃貸借契約書】は、難しい文章が続きますが、きちんとしっかり目を通しておきましょう。契約事項をきちんと守っていれば、トラブルの際にはとても強い味方になってくれます。

 

大きなチェックポイントは以下3ヶ所です。

賃料】について確認しておく事柄

金額と支払方法、支払日

使用規定】について確認しておく事柄

改造の禁止、石油ストーブの使用制限、ペット、危険物の持ち込み禁止など

契約の更新・解約】について確認しておく事柄

更新・解約の申し入れ期限、更新料など

 

また、注意したいのは、契約書に署名をした日【契約日】と、契約期間の開始日【賃料発生日】は別だということです。

 

契約内容に同意できれば、署名と押印をしましょう。敷金・礼金などの費用を支払い、契約成立です。その後、鍵、契約書の控え、領収書を受け取ります。

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